2006-12-11から1日間の記事一覧

コンクリートの墓場

ビルで四角く切り取られた空を見ていると息苦しくなったり、その谷間を歩いていると無機質にして無表情なコンクリートの塊にグレネードランチャーをぶっ放したくなったりしたら、山に行くに限ります。

草枕

のんびりした尾根歩きを楽しんでいると、夏目漱石の『草枕 (岩波文庫)』の冒頭を思い出します。 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。 住みにくさが高じると、安い所…