2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

元天使(たち)

『ベルリン・天使の詩』は単純な着想を突き詰めた結果、驚くほどの傑作になったという希有な作品に思えます。ダニエル(ブルーノ・ガンツ)とカシエル(オットー・ザンダー)のふたりの天使(いずれも失業中)のひとりが人間の女に恋します。人間の女に恋し…

髪を切って、シャツを買った

この週末は、まずボサボサだった髪の毛を切りました。シャツを2枚ほど買いました。最近、安すぎるシャツばかり買っていてちょっと悲しくなったので、少しだけ高いけど30%オフで売っていたシャツにしました。厚手のオクスフォード地のBDシャツを1枚、タッタ…

「SONGS」見ました

坂本龍一と大竹伸朗のコラボ、興奮しました。録音された音楽、書かれた絵画はそれだけを聴いたり見たりするならそれ自身として完結して安定しているように見えます、しかし実際はさまざまな時間や感情が畳み込まれています。たまたま、それが形になったもの…

本日23:00からの「SONGS」に教授出演、大竹伸朗とコラボ

http://www.nhk.or.jp/songs/program.html

1本ストラップ純情派

軽薄短小(Light & Fast とも言う)路線の超テクニカルなバックパック新調しました、なんてエントリを書いたばかりなのにあれですが、バックパックと言えば、トップローディングの1本ストラップのモデルこそ究極の形だと考えます。無駄がまったくないその単…

Z30

重厚長大路線の山靴を買いはしたものの、やはり流行りの軽薄短小路線はソレはソレで格好良くて、普段は高くて手が出ないメーカーのバックパックがモデルチェンジか何かで大幅値引きで販売されていたのを目にしたなら、その情報は大脳を経ることなく直接せき…

I saw the light

私の車のハードディスク・レコーダーには3種類の“I saw the light”が格納されています。ひとつは、トッド・ラングレンの原曲。もうひとつは、先日も紹介したチェリー・レッド・レーベルのコンピレーション Cherry Red for Café Aprés-midi に収録されている …

Midnight Rambler ── さよならトンガリキッズ

私が現在勤務する事務所は東京湾にほど違い運河の街ににあります。藤原新也は『東京漂流 (朝日文庫)』でこの街の情景から語りはじめたと記憶しています。いまや高層のオフィスビルとマンションが立ち並び、藤原氏が描出したような場末感は皆無に等しいです。…

Midnight Rambler ── 酒場で読む本

3月のはじめのこと。渡渉舎へ『アメリカン・バンブーロッドのいままで』を注文しました。品物はすぐに届き、届いた本と請求書をカバンに放り込むと、年度末で忙しかったこともあり、買った本は開かれることなく数週間が過ぎました。そして、買ったばかりの本…

Have a nice day.

思いおこせば1年前、なんだか舞い上がってキャーキャー騒いでいたパフューム。満を持して発表した GAME があまりに完璧すぎて、この人たちはもうダメになってしまうのではないか、と思ったりもしました。それ以来、なんとなく封印していたわけですが、1年経…

ストリップティーズ

このパフュームのダンス、すごいですね。外国のストリップティーズを想起させます。のっちは健康的だし、あ〜ちゃんは幼児体型だし(笑)、やはりかしゆかが一番です(あくまで私見です。他のふたりのファンの方、どうぞ怒らないでください)。スレンダーで…

どーでもいい話

春爛漫の土曜日、今日もまた釣りに行きました。例の1000円ポッキリ政策のお陰で、道路は大渋滞。地球環境に優しくない政策です。さっさとヤメてください。 渋滞する車中の BGM は Él と Cherry Red のコンピ(「エル・フォー・カフェ・アプレミディ」「チェ…

アップルソースじゃないよ

ふつうに読めば、マップルソープとも読めるその名前について、いったいなんと発音すればいいのですか?と問うインタビュアーに「そんなアップルソースみたいな名前じゃないよ」とかの写真家は答えたという記事をなんかの雑誌で読んだ記憶があります。「そん…

Transmission

本当は“Disorder”のいい感じのビデオがないかなぁと思って探していたのですが、見つかりませんでした。この動画は前にも一度張りましたが、素晴らしすぎるのでもう一度。退廃と倦怠と絶望と……、幾ばくかの希望と怒り……が混ざり合ってなんだかすごい迫力です…

発動篇

だいぶ間が開きましたが、続きをアップしました。 ・海からの帰還者は野生そのものだった──発動篇: 半島的Diary@ココログ詰所