富士山を世界遺産に

kechida2006-10-21

という動きが本格化しているようです。以下の記事を読むと読売新聞社がこの動きに一枚噛んでいるようです。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061005ih01.htm
読んでいただければ分かる通り、いろんな人が担ぎ出されています。釣り人や登山愛好家など実際に自然の中で遊ぶ人々にはいまいち評判の悪い世界遺産ですが、某所ではいわゆる忍野をめぐってプチ炎上しかかっていたのも目にしました。山中湖畔に別荘を持つ人のこんな意見↓もたまたま目にしました。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1419502456/E20061019190429/index.html
きわめてドメスティックな私的には世界遺産はどうでもいいのですが、例えば丹沢をイエローストーンみたいにしてみたらどうよ、とは思います。丹沢は範囲を画定しやすいし、山小屋や登山道・林道などのアウトドアのインフラが整っているので管理に向いていると思うのです。別に北アルプスでも南アルプスでも奥多摩でもいいのですが。厳密だけど必要最低限のルールだけがあって、あとは一切が自由で平等であり、そこを訪れる人はこのルールの成立の経緯と理念を十分に理解していて、そしてこのルールを尊重しています。管理者が箸の上げ下げまで口をはさむようなこともなければ、一部の人の思惑が変なバイアスを生むことがなく、多くの人々から愛される場所。そんな場所があればいいのに、と思います。現実はこんな感じですが……。