マジ日記

kechida2006-11-23

普段より30分ほど遅く起床。息子の寝言で目を覚ましました。最近寝言をいいます。自意識みたいなものが芽生えているのでしょうか? いつまで一緒に寝てやるべきか悩むところです。
手早く用意を済ませ、中央線に乗り込みます。中野で東西線に乗り換え、九段下で半蔵門線に乗り継ぎ、降り立ったのは清澄白河。電車好きの息子も地下鉄は退屈だったようです。あれはただ移動するためだけの手段ですから。かつて清澄白河周辺は下町風情に加え、同潤会アパートなども残り、昭和レトロな味わいがありましたが、いまや都心に近い便利なsuburbになりつつあるようです。
目指すは東京都現代美術館大竹伸朗の大規模な回顧展全景を見に来たのでした。展覧会はというと、作品は素晴らしかったのですが、いくら「全景」と謳っているとはいえ、作品を詰め込みすぎです。あれだけ広い東京都現代美術館でも圧迫感を感じるほどですから。当然、作家は自分の作品を愛しているワケで、1点でも多く展示したいと考えるでしょう。特に大竹氏のような多作な作家だったら。でも、企画者なり編集者というのは、これはヤメましょう、と一定の歯止めをかけなければならないと思います。アレもコレも、ではなく、アレかコレか。例えば、印刷物でもある程度の再現が可能なデッサン、ドローイング、白黒写真などはバッサリ切り落として、印刷物では再現が難しい複雑なマチエールを持つタブロー、彫刻、インスタレーション作品を展示に中心に据えても良かったでしょう。
でも、それは私のような子どもがグズるからそんなに長く会場にいられない人間の意見であって、一日中ダラダラと作品を鑑賞できるような人だったら、アレでも良かったのかもしれません。ちなみに26日に新日曜美術館で展覧会の模様が放映されるようです。グダグダ書きましたが、作品は間違いなく素晴らしいので、興味のある方はどうぞ。カッコいいプリントTシャツを3枚を買い、缶バッヂのガシャポンを1回やってきました。図録は会期終了まであと1ヶ月というのにまだ完成してませんでした。ここにも企画の破綻を見る気がします。繰り返しになりますが、詰め込みすぎです。あれではただの自己満足です。それにしてもダブ平&ニューシャネルのライヴを見たかったなぁ
帰りに神保町に寄って、MAINEで父の誕生日プレゼントにワッチキャップを購入。さかいやスポーツを覗いてみましたが、欲しいモノがありすぎる気もするし、何にもいらない気もするし、決定打を欠いたのでそのまま退散。
帰宅後、ジョギング。イヤなカゼを引いていたので、1週間ほどサボっていました。矢川経由で多摩川沿いに出て、そのまま調子に乗って是政橋まで走り、府中街道経由で戻ってきました。1時間40分ほど。いきなり無理したからか、膝がちょっと痛いです。青梅マラソン大丈夫かな。