写真で振り返る2006年(1)

私は写真が苦手です。センスもないし、根気もないです。だから、なるべくカッコつけずにフツーの写真を撮るよう心掛けています。でも、撮影枚数(というか現像代)を気にすることのないデジカメのお陰で、ヘタの鉄砲数撃ちゃ式に稀に気に入った写真が撮れます。

ところで、山や谷で撮してきた写真を見ていつも思うのは、なぜ写真に高度感が写らないのだろうということです。イヤな高巻きの最中、はるか下方の谷底をパチリと撮した写真には、あの怖さはまったく記録されません。えーっ、ここ登んの?的な傾斜のある山道をパチリと撮しても、ただの山道にしか見えません。