西海岸幻視(2)

間もなくケルアックの『禅ヒッピー』を読了します。Tower of Power(なんというストレートなバンド名!)の“Back to Oakland”や“What Is Hip?”なんかを検索してみましたが、いいのがありませんでした。というわけで、The Mamas and Papasの“California Dreamin'”をどうぞ。中上健次が渡米する際に村上龍がこの曲を弾き語った、なんて話をどこかで読んだ記憶があります。美しくて、象徴的なエピソードです。
かつて、カンダハールやキョートはバックパッカーに深く愛された美しい街だったそうですが、いまやそれぞれ別の理由でかつての面影を失っています。今もカリフォルニアは夢見ているのでしょうか?(笑