もうこれ以上、余計なことは……

JR東海南アルプスのボーリング開始へ

2008年02月15日
2025年の全線開通を目指すリニアモーターカーを使った中央新幹線構想について、JR東海は14日、早川町内で今月28日から南アルプス山脈の水平ボーリング調査に着手する、と発表した。
JR東海によると、全国新幹線鉄道整備法に基づく、最終段階の地形・地質調査となる。早川町側からは、3キロにわたって堀り、地質やわき水の有無を調査する。ルートの適否の判断材料となる。年内には必要な情報を得て、国土交通省に報告する。
JR東海の調査方針について横内正明知事は14日、「今後、全国新幹線鉄道整備法の整備計画路線への格上げなどにも大きく影響を与えると思われる。最大限の協力をしたい」とするコメントを発表した。
JR東海は昨年12月、首都圏(東京)―中京圏(名古屋)間を、5兆1千億円で自費で建設する方針を発表。県内の南アルプス直下にトンネルを通す、直線ルートが有力視されている。