その2


私も高校生だった頃同じビデオクリップを録画して、何度も何度も見ました。はち切れんばかりの何かが漲った、疾走感溢れる、とってもエネルギッシュな素晴らしい演奏だと思います。バンドの編成の面白さ(ツインボーカルでしかもコンタはサックス吹き)、歌詞の面白さなど(この歌詞は高校生に受けるよなぁ)、きわめてユニークなバンドだったと思います。ユニゾンでもハーモニーでもなんでもいいですが、異なったふたつのモノがピタっと重なり合う瞬間ってそれだけで気持ちいいです。それから、あらためて気付かされるのはこの時代のバンドを支えていたのが個性的なギタリストたちだったという事実です。再結成するそうですが、この頃の杏子さんの声は本当に熟れてました。その後、ちょっと熟れすぎだよなぁと思っていて、今はどうなんでしょう?