C.F.Martin & Co./Backpacker Ukulele

創業が1833年という歴史を持つマーティン社のギターはエリック・クラプトンをはじめ多くのミュージシャンに愛用されている。同社には「バックパッカー・ギター」というモノがある（ナイロン・ガット版もあり）。このギター、15フレットしかない上に、イチョウの葉っぱを細長くしたような、あるいは箒のようなボディー形状を持つ変なギターだ。要するに野外に持ち出しやすいように小さくしたというわけだ。なるほど、ポンチョでも羽織って、焚き火の側でこのギターをポロポロ奏でて孤独な夜を紛らわすのだろう。カコイイ。
で、マ社は何を思ったのかウクレレも小さくしてしまった。ウクレレなんてもともと小さいだろってツッコミたくもなるが、これはきっとジョークに違いないということで僕は納得した。調べてみたらバックパッカー・マンドリンってのもあった。値段もジョークの対価として相応しいように低めに設定されている気がする。数年前の誕生日に教則本と一緒に買ってもらった。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの物語『明日に向かって撃て』の主題歌、B.J.Thomas“Raindrops keep fallin' on my head”が弾けるようになりたかったのだが、全然練習してましぇーん。