ジム・グリーン追悼記事の続き。

70頁の写真を見て。01、02の写真はグラスロッドを写している。02の写真に写っているロゴと飾り巻きのスレッドは僕の所有する909と同じタイプ。ただし01のフェラライトのロゴは僕の909とはまったく異なる。
HMGを写した03の写真はちょっと興味深い。上の竿のワシのマークは02の写真のグラスロッドと同じである。一方、下の竿のワシのマークは異なる。これは僕の所有する756-4、756、807、858と同じタイプ。また、上の竿はただのワイヤーのフックキーパーであるのに対し、下の竿はフェンウィック独自(?)のタイプ。
05はボロンX。ワシのマークは判別しがたいが、「Fenwick」の書体は02とは異なる。この書体は僕の所有する756-4、756、807、858と同じであり、そこから推測するにワシのマークは03下の竿と同じであるに違いない。HMGとボロンXの発売時期を調べるといろいろなことが予想できそうだ。
ちなみに04にはトラディショナル・シリーズの「Bamboo Action」と書かれたロゴが写っている。以前、メールをいただいた方からの情報によると、この竿を販売することにジム・グリーンは乗り気でなかったそうである(懐古趣味的であるということなのだろう、きっと)。