ら抜き言葉

kechida2004-08-22

非常にどーでもいい話なのだが、なぜ「ら抜き言葉」が糾弾されるのかよく分からない。新聞の社説で「ら抜き言葉」は使うべきではないだろう。また、大学入試の小論文なんかでも使うべきではないだろう。でも、普段の会話では許されてしかるべきだと思う。ちゃんと言語学を勉強したわけでないから全然違うかもしれないけど、ら抜き言葉は一種の音便と理解すればいいのではないだろうか。
「食った」という言葉は普通に使うけど、これはたぶん「食うた」の促音便である*1。「結局」はそれぞれの漢字の音を杓子定規に当てはめるなら「けつきょく」と読むべきだが、発音しづらいから「けっきょく」と発音する。「食べられない」を「食べらんない」とは普通に言う。それがさらに縮まって「食べれない」になっただけなのでは???(ATOKだと「たべれない」と入力したとたん「ら抜き言葉」と指摘される。ちょっと不愉快かも

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写真は意味もなくこの間食ったアジのタタキ丼。釣り上げられたバスを見てもウマソーとは思わないけど、アジはすごくウマソーに見える。現金なもんだ。

*1:裏はちゃんと取ってません。違ったらゴメンナサイ。あ、「取ってません」も音便? 「取っていません」というのが正確なのかな? 「違ったら」というのも音便? 関西の人なんかは「ちごうたら」なんて発音するし。