マリオ・テスティーノのポートレイト展


まだ1ヶ月も先の話だけれど、東京都写真美術館マリオ・テスティーノのポートレート展が開催される。今日、ポスターを見かけた。はっきり言って超ダサいポスターだったけど(冒頭の写真は違う。この写真はおそらくこの展覧会が宣伝している本のジャケ)、ポスターはポスター、作品は作品っつことで、絶対見に行きたい。そもそも、マリオ・テスティーノにとっては日本なんてただの金づるにすぎないことは十分に想像されるわけで、ポスターが格好良かろうが悪かろうが、作家はそんなことをいっこうに気にしていないのではないかという気がしないでもない。リンク先にある通り、南米出身の人なんでその辺はラテン的っつか大らかっつか、そーゆーことなんだろうと、勝手に想像している。
僕自身はブランド品にはまったく縁のない人間だが、マリオ・テスティーノの写真は好き。同じく、インチキ・セレブのいかがわしい世界(すなわち、性的放埒、同性愛、麻薬、イカレパーティー、あぶく銭……、etc)を被写体とする写真家ヘルムート・ニュートンと比べると、マリオ・テスティーノは圧倒的に猥雑。まぁ、僕が持っている写真集はAny Objections?ってヤツ1冊だけで、ファッション雑誌をマメにチェックしているわけでもないので全然違うかもしれないけど……。その辺を確かめるって意味でもゼヒとも行ってみたい!