日本民藝館展

kechida2004-11-20

駒場東大前の日本民藝館では、今日から28日(日)まで平成16年度日本民藝館展というのが開催されている。要するに生活工藝品の公募展なわけだが、このイベントの最大の目玉は展示されている作品を買うことができるということ。入選作品も購入できるけど、28日の展覧会終了までは展示しなければならず、会期が終了してから送ってもらうか取りに行く仕組み。これはと思う入選作品は初日の開館前から並ばないと買うことは難しい上、ウチの場合、子どもを抱きかかえたままバーゲンなみに混雑する会場に突入することは不可能なので諦めた。一方、準入選作品というのもあって、これはけっこう楽に買えるし、その日に持って帰ることができる。というわけで買ってきたのが写真の品々。一部は入選作品もある。数がたくさんある入選作品はけっこう残っていて、当日持ち帰ることができるのだ。ま、入選/準入選なんて気にせずに、自分的にピピッとくるモノ、必要なモノを選んだつもりだけど。
民藝品っていうのは、要するに手作りの良さを残しつつも大量生産できる品々であり、使いやすいくてかつ愛着も沸く、というモノだと思う。このコンセプトは日本のいわゆる民藝品だけに限定されるものではない。民藝館の館長もつとめる柳宗理は、例えばイームズのチェアなんてのも立派な民藝品だと言っている。
僕がポチポチ集めている釣り道具もけっこうこのコンセプトに近いのかもしれない。ナンチャッテ。