鉄棒

kechida2004-11-28

煙草に代わるaddictionの対象にジョギングを選んでみた(プッ、ゲラ)。コースは駅から続く並木道。途中、近所の大学のキャンパス内のグランドを利用させてもらっている。ここに鉄棒がある。何気なしに飛びつこうと下から見上げると……、怖い。ってゆーか、厳密に言うと、上に伸ばした自分の手の先端と鉄棒の距離を目測で把握し、だいたいどれくらいジャンプすればいいかを判断し、どーゆータイミングで鉄棒を掴もうとすればいいかがまったく分からないのだ。大学生2年の体育の授業を最後に運動らしい運動をしていないのだから仕方ない。30代も半ばを過ぎ、体力だけでなく反射神経も落ちる一方であることに気付かされることが最近多い。特にこの春から夏にかけての激務を体験した後は決定的に体が動かなくなった。
例えばテトラポッド。昔はピョンピョン歩けたのに、今や怖々としか歩けない。ってゆーか、実はこの間サーフで釣りをしたとき思いっきりコケて、竿を折りそうになった。先日、話す機会があった僕よりちょうど10歳年上の先輩は「お前くらいの歳のとき、精神と肉体のギャップに一番悩んだ」という。確かに頭ではこれくらいのテトラは楽々歩けると思っていたのだが、体は思った通りに動いてくれず、いとも簡単にコケた。

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で、怖々と鉄棒に飛びつくとすぐに両脇がプルプル痙攣しだす。懸垂しようとするもまったく体が上がらない。マジでヤバい。とりあえず毎朝10分ほど走り(おそらく1.5kmくらい)、鉄棒に飛びついている。今日時点で、なんとか2回は懸垂できるようになった(w。鉄棒にぶら下がり体を前へ後ろへとスイングさせる。体が重い。アっとゆー間にマメができた。家に帰ってからは腹筋・背筋・腕立てを1セット。最近、BGMにジョニ・ミッチェルJoni Mitchell*1)を聴いている。自分のスタイルを貫き、誰にも真似できないような境地に達した女性シンガー・ソング・ライターの歌声は、衰えていく一方の自分と向き合う勇気を与えてくれる(藁々)。

*1:プロフィールはこちらディスコグラフィーならこちらが良くまとまっている。興味ある方はどうぞ。