プチ出張のお供

kechida2005-06-15

1時間半ほど打ち合わせのために半日潰して高崎に行ってきた。
それまで、電車の中で音楽を聴くなんて考えもしなかったのに、iPod Shuffleを買ってからは移動中は白いヘッドフォンを耳に突っ込んで音楽かNHKラジオ英会話 (笑) を聴いている。今日、高崎への行き帰りで聴いていたのは、John Fahey, WomblifeとPapa M, Live From a Shark Cage。いずれも、音楽と雑音 (ノイズ) の境界に位置し、かろうじて音楽の側に踏みとどまっているような音楽だが、ひたすら高速で流れ去る新幹線の車窓からの景色をボンヤリ眺めながら聴くには最高だった。1番や2番があって、間奏があって3番がある、みたいな典型的なポップスはある意味とても不自然である。車窓からの景色にクライマックスがないように、音楽にクライマックスがなくてもいいじゃないと思う。クライマックスがないと、思いがけないディテールの豊かさに気付いたりもして、それもまた幸せだったりする (ヘッドフォンだとさらによく気付く)。
追記John Faheyがキーワードになってた。すごいゾ、はてなの底力。

ウームライフ Live From a Shark Cage