パタヲチ 2005晩夏

今、欲しいアウトドア用の衣料といえば、ストレッチのパンツか、膝から下の部分が取り外し可能で半ズボンにもなる速乾素材のパンツ。で、先日これらを探しにアウトドアショップに行ったのだが、うんざりして何も買わずに帰ってきた。どこのブランドも中国製であり、各社の製品に他社と差別化しうるような特徴はまったくない。別に中国にうらみはないが、結局のところ各ブランドに特徴がないから、安ければ安いほどイイ、という話にしかならない。
その後、超人気ブランドであるパ社を取り扱う店にも行ってみた。ブランド崇拝の僕にとって、パ社の製品はいまだオーラを放っていて、他社よりかなり割高感があるにもかかわらず、物欲を刺激する。しかし、かなり危ないところまで来ている気もする。
今年の冬にパックベストをパ社のサイトから直接購入したのだが、その後、DMでカタログを送り続けてくれている。昨晩2005晩夏版が届いた。きっと、カタログや封筒は古紙を利用しているはずだし、インクも大豆原料のエコなインクを使っていると思うけど、資源を浪費しているのは間違いない。ま、それってワリバシの使用を非難するような原理主義的な考えなのかもしれないけど……。それから、最近のカタログには原産国の表示がない。中国製が増えているのかもしれない。昔のパ社はフェアトレード的な観点から、実に多彩な国々で製作していたと思う。そもそも日本車並みのモデルチェンジの早さもチト気になる。　
なんちて (でもパタは好きです)。
◇写真はアレッポの石けん。すっかりお気に入りに。