ハァ (溜息)

カミナリ小僧さんの8/1付Soliloquy経由。何ですか、この本? 編集は環境省で、出版元は財団法人自然環境研究センターというところ。この団体、気になることがあって以前にチトばかし調べたことがあるのですが、ココに置いてある「役員名簿」というPDF書類によると、理事長は東京水産大学名誉教授の多紀保彦という人です。常勤だそうです。
この人は、ココに置いてある「特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)委員名簿」というPDF書類によると、外来生物法の魚類を選定する分類群専門家グループの座長をつとめているようです*1。どんな人なのだろうと思ってGoogleで検索してみたら、いきなり「公表対象随意契約一覧」というドキュメントがヒットしてきました。随意契約というのは競争入札によらず、官庁が随意に業者と契約をすることです。なぜそのようなことが成り立つかといえば、業務の内容が高い専門性を持っていたりするからです。このページをよくよく見てみると、財団法人自然環境研究センターは非常に多くの仕事を競争入札によらない随意契約で受注していることが分かります。たとえば、このページによると「平成17年度八重山地区オオヒキガエル防除業務」なんてのを800万円で受注しています。「平成17年度奄美大島ジャワマングース防除事業業務」なんてのを6500万円で受注しています。いずれもとても専門性が高そうですね。ま、そーゆーことなんだろうなぁと思うのでした。アホくさ。納税者の一人として、ちょっとくらい甘い汁を吸うことには、まぁ、目を瞑ります。世の中には必要悪というものもありますから。でも、自分の楽しみが理不尽に奪われることは許せません。超マイナーな当サイトにかぎりよもやそんなことはないと思いますが、炎上したらこのブログはさっさと閉じます。ほんとアホくさ
◇写真は某下町の商店街 (名前は忘れた) で見かけたビミョーに怖いマネキン人形。ショーウィンドウの反射がさらに怪しい雰囲気をかもしてます。

*1:ところで重要な情報はPDF書類でしか提供されていません。なぜ、閲覧が簡単なHTML書類で提供しないのでしょうか?