映画の誕生

kechida2006-06-07

明王エジソンもまた映画をはじめて世に問うたと言われていますが、映画の発明者としては一般的にリュミエール兄弟が有名です。以下はWikipediaの記事からの引用です。

当時、義手や義足、写真機材等の製造を営んでいた二人*1は、自らの工場の近辺等で撮影を行い、1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地階のサロン・ナンディアンで、その映像などを人々に有料公開した。特に「汽車の到着」では、カメラに向かってくる汽車を見て観客が大騒ぎしたという。

この「汽車の到着」と言われる映画は、文字通り蒸気機関車が到着する様を撮影しただけのもののようですが、この映像、というか「動く画」を有史以来はじめて見た観客は壁から汽車が飛び出して来るのではないかと心底驚いたようです。1895年といいますから、Hardy社の歴史より映画の歴史は短いワケです。
さて、いちおう我が家も人並みにヴィデオキャメラを買ったりしたのですが、妻も私も無精なため息子の成長ぶりをマメに記録するようなことはまったくありませんでした。しかし、あるときフッとヒラめき、鉄ヲタ的資質を開花させつつある息子のために近所を走る電車の映像を録画してやったところ、見事にツボにハマりました。教育テレビで放映されるプログラム・ピクチュアももちろん息子は好きなのですが、私が撮った手ぶれのひどい電車の映像に息子は激しく反応します。どんな大人になるのでしょう?
私もまた、TMC2487などという実生活とは一切無縁の符号に加え、E217系などという同様に役に立たない符号を意味もなく記憶してしまい困ってます(笑。
◇写真の京浜東北線209系

*1:引用者註:すなわちリュミエール兄弟のこと。