ミニマリストのウェーディング・シューズ

kechida2007-05-29

この夏、1回ぐらい釣りと登山を一緒に楽しむ小旅行をしようと考えています。そこで悩んでいるのが、ウェーディング・シューズ。
昨年、数時間の林道歩きを強いられる釣りへ行った際、リバーガイド社のタイプ5を新調しました。これはかなりの優れもので、まず靴としての基本設計がしっかりしている上に*1水陸両用のアクアステルス・ソールを採用しているので、靴が一足で済みます。ただし、この靴が最高のパフォーマンスを発揮するのは、釣り8割、山歩き2割くらいの場合です。予定している旅行は山ときどき釣りなので、ちょっと役不足なのです。
まず、重いザックを背負って山を登ることを考えた場合、足首のホールド感が足りません。それから、一度濡らしてしまうと、すぐには乾かないので、ネオプレーンの靴下をずっと履く必要があり、蒸れそうです。普通の靴下を履いて濡れたままでもいいじゃん、とも言えますが、実はこれはかなり不快です。しかも、2500mより上の稜線なんかを歩く場合には、ヤバイほど足が冷えることも考えられます。私は、昨年夏に3000峰を一度だけ登ったことがあり、そのときの経験から濡れた靴だけは避けたいと思っているのです。
ちなみに、この3000峰登山の際、釣りもちょっとだけ楽しみましたが、この時は登山用と釣り用の靴を分けました。登山用にはダナーライト、釣り用には今は履きつぶしてしまったアングラーズハウスのキャンバスウェーディング・シューズを持って行きました。私的には、これが最強だと思います。現在もキャンバスウェーディング・シューズが手に入れば、何にも悩みません。なにしろ軽くて嵩張らないのです。軽いウェーディング・シューズは各社から出ていますが、生地に芯や張りがあるため、どうしてもパッキング・サイズが大きくなってしまうのです。キャンバス地だとクシャクシャにしてしまえばいいので、かなり小さくなります。アングラーズハウス社の公式サイトは存在し、キャンバスウェーディング・シューズもラインナップされていますが、実際には活動をしていないようです。復活切望!
で、似たような製品を探していたらありました。マズメキャンパスウェイディングシューズです。キャンスではなく、キャンスとなっているところがなんとも微妙ですが*2、説明文を読み、激しく共感しました。私が感じていることがすべて書いてあります。そう、キャンバス地のウェーディング・シューズは本当に役に立つのです。ちょっとかっこ悪いけど、押さえに一足買っておこうかと思ってます。
その他、候補に挙がっているのが、モンベルのサワーシューズロング。やはりカッコ悪いですけど、携行性を含めた実用性は極めて高そう。シムスのサンダルも気になりますが、チト高いので却下。あとは力王たびの実用地下足袋か(笑。
◇昨年の釣り+登山の際は、スパッツは釣り用のもので兼用。ぜんぜん快適でした。ってかこれがなかったらかなり辛かったはず。

*1:本当に履きやすいので、次に普通のフェルト底のウェーディング・シューズを買う際は、同社のタイプ7にしようと思ってます。

*2:たんなる勘違いである気配が濃厚ですが、英語もはっきりCAMPUSと書いてあるので、商標の問題などがあるのかもしれません。訂正:よくよく説明文を読むと、キャンバス地という言葉をちゃんと使っているので、やはり商標などの絡みで「キャンパス」としているようです。