一流？ 二流？ 三流？

BOJ副総裁の人事案に対し、またしてもDPJは同意しないようです。ニュースを見ていたら、国際的な金融情勢が緊迫する中、BOJの人事を政争の具にすべきでない、みたいなことを言っている人がいました。私は基本的にBOJ副総裁が不在でも何にも問題ないと思います（だって「副」でしょ？）。むしろ、それを国際的にみっともないことだと考える人は、日本がいまだ一流の国だと思っているのかなぁと思ったりします。
今後、国際的には、中国やインド、そしてロシアなどの存在感が増す一方、日本は相対的にその地位が低下せざるを得ないでしょう。しかも、人口構造の問題などから、日本の将来の発展を期待することは難しいと思われます。日本は世界経済の一線から撤退する一方、政治的な成熟を目指してもいい時期なのかもしれません。LDPによる超長期間の一党支配体制こそ、国際的な民主主義のスタンダードからすると極めてレアなケースに思えます。国際的な恥だとさえ言えるのではないでしょうか？　しかも、連立を組んでいるのは政教分離の原則と照らし合わせると疑問を感じないでもない政党だったりします。その辺も国際社会はどう見ているのでしょう？
まぁ、私は混乱が好きな無責任な外野でしかありません。私が高校生だった頃は、まだストで電車が止まったりすることもあったりしました。そして、電車のストライキは学校に行くのが嫌いな高校生としては歓迎すべき混乱でした。