Amazon de Patagonia ── 冬の散財

kechida2008-11-30

来年のカレンダーと手帳を探してAmazonをフラフラしてたら、Patagonia という文字が目に入ってきました。スゲェなぁ、Amazonってそんなものまで売っているんだ、とポチっとクリックしてみると、並行輸入品】という文字が躍っています。エッ?!と思いつつザーッと眺めてみると、R2がありました。欲しかった色とサイズもあります。定価より5000円くらい安いです。脳内のシナプスがいくつかの刺激を伝達し、何ステップかの判断をへた結果、右手の指先を動かすよう命令を下していました。マウスのポインターが「カートに入れる」にしっかり合っていた言うまでもありません。それが木曜日のことで、昨日の朝、ベッドで惰眠を貪っていたら品物が届きました。人間の欲望はとどまるところを知りません。

*   *   *
ところで、最近、個人的に目覚めたのが、Woolの下着。前々から気になっていたのですが、この夏、パ社の半袖のWoolの下着が安く売られているのを見かけて、店員さんに聞いてみると「化繊って防臭とかなんとかいっても、独特の臭いになりますよね。Woolは3日くらい着ていても平気ですよ。縦走なんかには最適ですね。夏でも熱いってことはないですし。しかも山だったら全然問題ないです」とのこと。その場では、いったん購入を見送ったのですが、その後、いろいろなアウトドア・ショップに行くたびに店員さんに同じことを繰り返し聞いてみたところ、たった一人の店員さんをのぞいてすべての人が同じような説明をしてくれました。このAnti Woolの店員さんは某・多摩地区のモ社の人だったのですが、Woolは不当に高く、性能面ではあらゆる点で化繊に劣る、みたいな見解の持ち主でした。結局、WoolのTシャツを購入し、その高いパフォーマンスを知ってしまった今となっては(気に入ったので3枚も買ってしまった)、このAnti Woolの店員さんは可哀想な人だなぁとつくづく思ったりします。私は割合、臭う体質の持ち主ですが、Woolは本当に臭いません。WoolのTシャツにWoolのジップネックの長袖Tシャツは秋の私のユニフォームとなりました。高い防臭性の他にも、天然素材ならではの着心地の良さ(ただし、人によってはチクチクするかもしれません)、適度な保温力と通気性・発汗性。アウトドアの肌着としてはかなり使い勝手がいいです。
*   *   *
そして、全然どーでもいい話ですが、実に久しぶりに携帯電話を買い換えました。北欧はNokia社の706iです。色んな割引とかポイントとかを適用した結果、払った現金は4000円足らず。今後は毎月の料金が1680円も安くなるみたいだし、なによりデザインがいいです。そして思ったのが、日本の独自性。Nokiaの外部とのインターフェースはUSBです。家人はモトローラを使ってますが、これも同様にUSBポートを備えています。フツーに考えたらそれで十分なはず。なんだかよく分からないコネクタを使う意味はあまりないように思えます……、などと書いていたら
フィンランドのノキア,日本市場の端末販売から撤退 | 日経 xTECH(クロステック)
という記事がありました。「日本独自の製品展開のための投資を続けていけない」というあたりが微妙に哀愁。こちらはよりブッチャケてます。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811271819
「日本の携帯電話市場は(中略)、欧米市場では重要視されていない日本独自の機能のサポートを行う必要などがあり、欧米市場で売れ筋の携帯電話であっても日本市場ではなかなか受け入れられない、逆に日本メーカーにとっては携帯電話市場は実質鎖国状態の市場を維持できるなど、一部では「パラダイス鎖国」という声もでていた」。私のNokiaも永久保存版になるかも!