ババの店

kechida2004-07-27

昔はコンビニやファミレスやファーストフードが好きだった。ピカピカに清潔で、どこの店に行っても同じものがあるから。例えば食べ物だったら、味はどこでも同じだし、食べやすい。けれども今は同じ理由でキライである。新しい味のカップ麺やスナック菓子を見てもあまりときめかない(とはいっても釣りに行くときなんかは便利なんで使わざるをえないのだけれど……)。
会社の近くにヤ○ザキのフランチャイズがある。「ヤ○ザキサンロイヤル」というらしい。ヤ○ザキデ○リーストアはヤマパンが売っているという以外はいまいち均一化し切れておらず、セ○○○○ブ○なんかと比べると奇妙なザラつきを感じるが、このヤ○ザキサンロイヤルはマジでザラザラ。頭抜けている。オーナーはおじさんなのだが、従業員は一人だけ中国人の女の子がいる以外は、すべてお年をめした女性ばかりである。店の奥に広い調理場を持ち、総菜・弁当の大部分はおそらく手作り(千葉の「としまや」にやや似ているかもしれない)。手作りだからってとりたててうまいわけではないのだが、セ○○○○ブ○のおにぎりよりはありがたみがある。
カレーは頼むとホカホカのやつをその場で盛ってくれる。並と大があり、それぞれカツを付けることができるので計4種類のカレーがあるのだが、オバちゃんがしばしば注文を間違え、修羅場になったりもする。でもマジで怒ったりする人がいるのを見たことはない。僕だって「あれっ、おにーさんは何だっけ?」なんてよく聞かれるけど、別に腹は立たない。こーゆー店はキライではない。コンビニには何でもあるけど、ババの店にあるような何かはけっしてない
写真はババの店のカツカレー。