邪(よこしま)バグ

kechida2004-10-03

久々にバグを巻いた(ってゆーか作った)。トップのバス釣りをやった人なら分かってくれると思うが、なにしろスイッシャーってのは使える。もともとルアーをやっててそこからバスのフライ釣りに入ったので、ペラを付けたものには何度か挑戦してみた。トピドの一番小さいヤツでも使えば良さそうなもんだが、まぁ、自分で作ったので釣ってみたいのだ。まともなフライ釣り師の方には冷笑されそうだが、もともとまともじゃないので、まぁいいでしょう。
で、いつも見た目はそれなりのものができるのだが、いざ本番だと使えない。おもな原因はバランスの悪さにある。前にペラを付ければ前が沈むし、後ろに付ければ立ってしまう。結局ペラを付けた意味がまったくないのだ。というわけで今日作ったのが写真のバグ。バランスを取る一番手っ取り早い方法はボディの前後にペラを付けることなのだろうが、さすがにフライ的には無粋すぎる(といちおう僕でも思った)。で、アレコレ考えてフックはシャンクが長めのストリーマー用フック*1。ボディは径9mm、長さ20mmとやや長めのフォーム。ペラは径18mm。ペラが良く回るように後ろにビーズを噛ませている。バランスと取るためにボディ後方には5/32オンスのブラスのヘッドを取り付けた。テイルは空気抵抗をなるべく減らすべく、バックテイルをひとつかみ。コーティングもソフトボディを一回だけ薄く塗ってなるべく重くならないように留意した。風呂場でのテストでは浮きはほぼ水平、テイルを付ける前はテーブル・ターン気味に首を振っていたが、テイルを取り付けたところほど良く首を振るようになった。ペラもよく回ってくれていた。
最大の問題は投げられるかどうかだ(笑。ま、そんなに遠投するつもりはない。池で至近距離からテンポ良く打ち返すような釣りに使うつもり。フォルス・キャストなんかもちろんしない。グラスロッドでベロンとキャスト。オーバーハングの下にねじ込み、クネクネクネッ……、ドバシュ! ハァ、2ヶ月以上釣りに行ってないなぁ。

*1:TMC 5262の#2。何も考えず買ったので、下向きのアイだったことに今日気付いた(苦笑。ペンチで曲げて真っ直ぐにした。