悪戦苦闘中

Grizzly Fenwickのイエローグラスを修復中なのだが、なかなか大変。スレッドを外した後のコーティング剤の汚い残りカスをきれいにしたまでは良かったのだが(写真参照)、そこから先が苦労している。
使用前

使用後

スレッドを外した跡と、素のブランクの部分が色が違いすぎる(素の部分の変色が激しいのだ)。しかも前所有者はロゴ部分とスレッド部分に自分で後からコーティングをしたようで、この部分が激しく色が異なっていて、しかも塗りムラがすごく汚い。僕はそういうのが我慢できないタチなのだ。600番、1000番、1500番、2000番の耐水ペーパーを買ってきて、激しく変色している部分とスレッドを外したところの境界をなじませるように風呂場でせっせと磨いてみた。結果としてかなりきれいになったのだが(ただし、ロゴをちょっとだけ削ってしまった(泣))、今度はブランクそのものに再度コーティングを施す必要がある。それってどーすんの??
進退窮まったところで、下手の考え休みに似たりってことで、台風がいざ上陸するってときにノコノコ渡辺釣り具へ行ってきた。店の前面道路が冠水し通行止めになっていたがなんとかたどり着けた。はじめて行ったのだけど、すっごく楽しい店だった。それはともかく、まずブランクをコーティングしているのはウレタンだということが分かった。エポキシだと固すぎるそうだ。で、塗り方はというとしごき塗りという方法で塗るのがベストらしい。ただし、僕の場合はグリップとフェルールがすでに装着されているので、けっこう難しいかもしれないという。というわけで、筆で塗ることにした。
しかし、やってみたところどうしてもが出てしまう。二度塗りしてヤスリがけすればどうにかなるかとも思ったが、やっぱりイマイチ。なので、しごき塗りを試してみようかと思っている。うまく塗るのが難しそうなグリップとフェルール付近は、塗ったりスレッドを巻いたりすることでごまかせるのではないかと楽観視している。どーなることやら……。
ちなみに作業そのものはとても楽しい。