7分21秒

kechida2005-01-30

引き出しの奥で眠ってた、むか〜し使ってたデジタル腕時計を引っ張り出す。電池は切れていた。ウチのマンションの通りをはさんだ向かいに時計・眼鏡店があって、「電池・バンド交換します」と書かれた幟が出ている。トレーニング・ウエアに着替え、電池の切れた腕時計を片手にこの時計・眼鏡店に電池の交換を依頼してみると、その場で交換してくれた。時間は10分ほど、値段は1300円。そのまま、ジョギング開始。いつも勝手に使わせてもらっている、某国立大学のキャンパス内のグラウンドに向かう。一周400mのグラウンドを3と3/4周するタイムを計測してみた結果、7分21秒。僕は学生時代、中長距離を走るのが少しだけ早かった。正確には覚えてないけど1500m走は4分台後半が自己ベストだったと思う。
帰宅後、電卓を叩く。42.195を1.5で割ると28.13。マラソン選手は1.5kmの28.13倍も走るのだ! 7分21秒とはすなわち441秒。これに28.13をかけると12,405.33秒。すなわち、206分45.33秒、すなわち……、ええっ、3時間26分45.33秒! 喉から心臓が飛び出そうな思いをして走ったにも関わらず、その速度でずっと42.195kmを走ったとしても、女子マラソンの記録より1時間以上も遅れたタイムにしかならないということだ。そう言われてみれば、マラソンとか駅伝の中継を見ていると、1kmのスプリットタイムのひとつの基準が3分だったような気がする。仮に毎キロあたり180秒(すなわち3分)で走った場合のフルマラソンのタイムは、180×42.195=7595.10秒。すなわち2時間6分35.10秒。男子の世界記録なみのタイムになるわけだ。
ありえねぇー。