ア・メッセージ・トゥ・ユー・ニィィトォ♪

kechida2005-05-26

今晩からヴィデオテープで持っていたアレやコレやの作品をDVDにダビングしはじめた。手はじめにダビングしたのはジャム、スタカン、そしてスペシャルズ。うーむ、この3作はDVDにダビングしたからといって、ユニオンやらヤフオクやらで売り払ってしまおうとは思えないかも。今でこそ、クラシックを含めどんな音楽でも聴くけど、やっぱ原点はパンク、ニューウェイヴ。
ところでこれらの音楽はイギリスが失業問題で喘いでいた時期のものである。スペシャルズの名曲、“A message to you rudy”には「Better think of your future」なんて歌詞もあって*1、ある種の切実さと彼らの音楽は切っても切れないものだったのはないかと想像される (リアルタイムで体験したわけではないので本当のところはよく分からないけど)。カジテツニートが問題になりつつある現代ニッポンにおいてそのような切実さを共有しうる音楽があるのかどうかはよく知らない。フィッシュマンズなんてけっこうイイ線いってた気がするけど、逝っちゃった。
全然関係ないけど、スペシャルズで一番好きな曲はMore SpecialsのM9“I can't stand it”だったなぁ。それからスタカンって最近FMでかかりまくるし、名曲“Shout to the top”は小倉某が司会をつとめる報道バラエティのテーマ曲に使われていたりしたのを聴いたことがある希ガス。どんどん俗に染まっていくのがチト悲しい。

*1:コチラですべての詩が読めます。