温泉旅行、そしてエヴァ

kechida2006-01-02

31日から2日まで伊豆に温泉旅行で行ってきました。写真は箱根ターンパイクの終点のドライヴインから撮ったものです。それほど空気が澄んではいませんでしたが、やはり絶景です。私はこの景色を見てエヴァンゲリオンを思い起こしていました。

第六話「決戦、第三新東京市」は、一定の範囲内に現れる敵を加粒子砲で排除する正八面体状の第五の使徒を倒す話です。この強力な使徒を倒すためには日本中の電力を集めた陽電子砲による超長距離からの射撃しかない、とネルフのコンピューター「マギ」によって結論づけられます。この作戦は「ヤシマ作戦」と命名され実行に移されます。作戦当日は日本中が停電になり、「二子山変電所」に集められます。そして、綾波レイが操縦する零号機が盾をかざして使徒加粒子砲を防ぎ、碇シンジ操る初号機が陽電子砲 (ポジトロン・ライフル) で敵を射撃します。「汎用ヒト型決戦兵器」であるエヴァンゲリオンの身長は公式には発表されていないようですが、Wikipediaによると、40〜200mと発表されているようです。実際に二子山を自分の目で見ながら、エヴァ陽電子砲を抱えて山腹を滑り降りるシーンを想起していたわけです。
そして劇場版の『The End of Evangelion』では、廃人と化した惣流・アスカ・ラングレーが復活し、芦ノ湖を舞台に戦略自衛隊、そして量産型エヴァ9機と壮絶な戦いを繰り広げます。このシーンは本当に素晴らしいです。こんなに活き活きと絵が動くなんて!と思ったものです。標準的な日本アニメの水準をよく知らないのでアレですが。
このシーンでは芦ノ湖に浮かぶ巡洋艦駆逐艦のような軍艦をアスカの参号機が持ち上げ、放り投げます。軍艦はイージス艦などの現代的な船というよりはもう少し古典的な艦のように見えますが僕にはよく分かりません。しかし、全編にわたり細部まで恐ろしい精度で作り込まれている作品ですから、きっとモデルとなる艦があるに違いありません。話はそれましたが、このシーンから類推するにエヴァの身長は限りなく200m級に近づいてきます。続くシーンでも林の木々とエヴァのスケール感を比べると、200m級と見て間違いないように思えます (ってゆーかもっとデカい?)。しかしながらこれに先立つシーンではエヴァ参号機は芦ノ湖の地底湖に隠されているという設定になっています。芦ノ湖の平均水深、そして最大水深をよくは知りませんが、そんなデカいものが隠せるのか?と思ってしまいました。
そんなこんなで、帰宅後はエヴァのDVDを見直していた次第です。新年早々、いきなり気持ち悪い長さで、かつ、気持ち悪い内容のエントリとなってしまいましたが、あらためてあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。