釣り納め

kechida2005-12-29

管理釣り場で釣り納めというのがどうにも「納得できん」感じだったので、房総で釣り納めをしてきました。
ありがた山 (別名:イナガー) の脇などを通り抜けつつ、多摩川沿いを下ります。ちょうど夕暮れ時だったのでなかなか素敵なドライブになりました。BGMはSubtle (サトル)。あと、2ヶ月もすると多摩川を遡上してくるだろうマルタに思いを馳せつつさらにズンズン進みます。やがて東京湾の海底を走るトンネルを通り抜け、地上というか海上に出て長い橋を渡り、房総半島にいたります。
アクアライン風速計は7メートル。フライロッドを振ることはできそうです。潮汐は確認してきませんでしたが、先週末の月の形から類推するに、まぁ釣りになりそうな潮まわりのはずです。しかしながら、到着がやや遅かったようであと1時間早く釣りはじめたかった感じの水位ですが、こちとら年末の買い出しがあったのだから仕方ありません。急いで支度をしていると、ヘッドランプとライン・バスケットを忘れたことに気付きました。まぁ仕方ないです。とりあえずウェーディング開始です。
水位が下がりすぎて釣りにならないポイントをいくつかスルーしつつ、ズンズン沖へ進みます。やや強めの追い風だったので、バックキャストのときにループが崩れなければシュートは風に乗って気持ち良く伸びていきます。しかし魚の反応はありません。そして最後からふたつ目のポイント。3投目くらいに、ククン、クンクンと生命反応が! あわてず一拍おいて竿を立てるとどうやらフッキングしてくれたようです。魚は右へ左へと走ります。40センチくらいのヤツでしたが、フライで釣った中では最大サイズであり、キャスト、リトリーブ、アワセ、やり取り、取り込みといった一連の流れがとてもスムーズだったので、非常に満足度の高い一匹でした。
帰り道、風速計に目をやると、すでに14メートル。海は厳しいです。