ところで船越保武

この座談会で、芸大にFFを楽しむ人びとがいたとして、船越保武の名が出ています。以前のエントリでも触れました。この作家は岩手県の出身なので渓流釣りにはずっと親しんできたのかもしれません。で、カトリックの洗礼を受けています。代表作のひとつに「長崎二十六殉教者記念像」という作品があります。コチラで写真を見ることができます。事件の経過はコチラをどうぞ。今日、この作品のうち四体の比較的大きめな写真を目にする機会がありました。槍で突かれて処刑されたようですが、さすがにそれは作品では表現していません。でも、四体の彫刻には左耳がなかったですね。それだけでも伝わってくるモノがあります。それにしても日本人って昔から余所者には非寛容的だったのですね。かと思うと急に媚びへつらったり。
ところで長崎といえば、グラバー邸があるところでもあります。私は当ブログで微妙に探求しています。また、以前に珍妙なチャンプル=チャンポン話をコチラコチラでブチ上げたことがあります。期せずして長崎つながりができています。とても長崎に旅行に行きたくなりました。かつて佐世保に米軍の基地もあったし、炭坑なんかもあって、そして今はハウステンボスがある。とても楽しそうです。