プチ遠出

kechida2005-09-18

今日は、前の会社の先輩とプチ遠征。行きは事故渋滞、帰りは「交通集中による渋滞」でけっこう大変でした。
先輩がウェーダーの下に履くズボンを忘れたというので、途中のビミョーに鄙びた街に立ち寄り、婦人服から学生服まで売っている洋品店で中学生向けのジャージを購入。さらに、コンビニくらいあるでしょ、とタカをくくって現地に向かっていたら、何もないまま到着。仕方がないのでこれまたビミョーに鄙びた旅館の一階の土産物屋でほうとうを購入。500円なり。自販機で500mlの海洋深層水を3本買って、とりあえずこれで昼食は確保。
川沿いの道を走っていたら、釣り券を売っているグロッサリーを発見。賞味期限が2日過ぎた赤いきつねと魚肉ソーセージとチーズとプリッツを購入。さっき買ったほうとうは家への土産になりました。
で、釣り開始。広い河原に巨岩がゴロゴロする今まで未経験のタイプの川。上流の発電所で取水されているらしく水は少ないです。一度、無神経にザバザバ川を渡っていたら黒い魚影がサッと走りました。しかし、魚を見たのはそれだけ。適当なところで昼食にし、次の釣り場に向かいます。誰がかけたのか知る由もない朽ちかけたアルミのハシゴを伝って谷底に降り立ちます。しかし、しばらく遡行したところで先行するテンカラ師に遭遇したのですぐ撤収。次は大きめの支流を目指すことにしました。途中にダムのあるこの支流、ダムの上流は激しく河川改修されており、しかもひとつめの沢まではやはり取水されているようで全然水がありません。川はいいように陵辱されています。よそ者がアレコレ言うことではないでしょうが、なんだかなぁと歎息したくなります。
しかし、ふたつめの沢の合流点から信じられないくらい水量が復活し渓相が好転します。けっこう谷深いところでしたが、連続して橋が架かる曲流部から入渓。先ほどの川ほどではないけど、河原は広く、ときどき遡行を拒むほどでもないゴルジュが現れます。水量は豊富で川を横切るのはけっこう難儀しました。が、この時点ですでに4時。同行の先輩と前に行ったり後ろに行ったりしながら釣り上がりましたが、結局二回出ただけでいずれも乗らず。でも、微妙に穴場っぽい雰囲気のいい川でした。まだまだ上に入れそうなので、満足行くまで探ってみたいと思いました。
またしても、真っ暗になる6時までやってしまい、尻餅ついたり、コケたり、擦り傷作ったりしながらなんとか車まで戻ってきました。あと、今年は何回釣りに行けるかなぁ。