閉店セール中の釣具店で自分を磨く

kechida2005-10-13

会社の近所の釣具店が閉店セール中です。「釣具店」としか言いようのない店です。鮎、渓流、磯、ボート小物釣り、ルアー、フライ……、なんでも売っています。和竿が半額、その他釣り具が70%オフです。なぜ閉店するのかといえば、「釣り具なんかチマチマ売っているより、丸ごと店を貸した方が儲かる」そうで、今月いっぱいで閉店セールも終わるらしい。渓流用の和竿を眺めながら「ボーナスまでセールを続けた方がいいんじゃない?」と店のおばちゃんに言ってみたけど、「フンッ」ってな感じ。店の片隅に、ガルシア・コノロンのルアー竿を発見したので、「おばちゃん、これいくら」と聞いたところ、「ダメ、ガルシアの竿は売らない」と剣もほろろな答え。しばらく店を物色して、かっこよい魚籠がふたつほどあったので、これは?と聞くと「ダメ、それはウチにとっておくの。もう骨董品みたいなもんだから」とのたまう。なら奥に引っ込めておけー! さらに物色して、ガルシアの竿の周囲を未練たらしくウロウロしながら、「ガルシアのフライの竿はないの?」と聞いてみると「フライの竿なら売るかもね〜」と言います。どうやらご主人がガルシアのルアー竿は売らないという決断を下したようです。「ガルシアのフライの竿はどこにあるの?」と聞くと、どこにあるか分からないと言います。で、必要ないものを売りつけようとします。「手袋なんていっぱいあるんだけどね〜、なんて言うんだっけ……、グローヴ、それそれ」みたいな。そんな手袋いりません。
つい最近までアンバサダーのデッドストックもあったようです。次回につなげるために20ポンドのバッキングを100ヤード買いました。510円です。次週はとりあえずフライの竿を見せてもらうゾ (ってかほんとうに在庫してないのかもしれませんが)。