2013-01-01から1年間の記事一覧

ハゼの木の盆栽

生まれてはじめて盆栽を買いました。悩みに悩んでハゼの木にしました。新芽を吹いてます。

シェイム/キャリー・マリガン/ベルセバ

『シェイム』という映画を観ました。スティーブ・マックイーンという人が監督しています。このマックイーンはあの俳優のマックイーンとは別人で、英国人のアーティストだそうです。 仕事に成功し、優雅にニューヨークで都市生活を満喫しているかに見えるブラ…

The High Llamas -Cookie Bay

とってもいい曲です。 後者は当のハイラマズのショーン・オヘイガンとステレオラブのレティシア・サディエールによる最高のライブ演奏です。

Jaco Pastorius

従属的とか、縁の下の力持ちといった表現が正しいとはけっして思いませんが、バンド構成においてはリズム隊とも言われるベースとドラムが主導的な立場になることは稀です。しかし、Jaco Pastorius は紛れもない根っからのベーシストでありながら、その天才的…

甘ずっぺー思い出

『ラスト・タンゴ・イン・パリ』でオープニングのクレジットに続くのが下の場面。この橋はビル・アケム橋という橋だそうです。20代の終わり頃パリを旅行したことがあり、わざわざこの橋を見てきました。耳を塞いで「Fucking God」と叫んでみたりはしませんで…

198円で買える幸せ――フキ

2〜3週間前フキの煮物を作ったらやたらとおいしかったのでまた買ってきました。前回は捨ててしまった葉っぱを使って今回はフキ味噌を作ってみました。やばいほど美味しいです。 フキの下ごしらえはやったことある人なら分かると思いますが、皮むきが面倒です…

もう少し調べてみました。

Wikipedia によると『ラスト・タンゴ・イン・パリ』のフランスでの初上映が1972年12月15日、イタリアが1972年12月16日、アメリカが1973年1月27日、日本が1973年6月23日ということになっています。先日見に行ったフランシス・ベーコン展の図録に付された年表…

ガーベラ

ガーベラはその色といい、形といい、ちょっと幼稚な感じがします。たぶん、こんなイメージなんだと思います。しかし、そんな先入観はガーベラにとっては迷惑な話でしかなくて、たまに家に活けてあるとなんとも癒されます。今週はなんとしてもユリ系の花が買…

ちょっと調べてみました

『ラスト・タンゴ〜』のオープニングで使われているのはなんという絵かと思い、ちょっと調べてみました。うちにベーコンの画集が一冊だけあったのでパラパラ頁を繰っているとすぐに見つかりました。最初の絵が Double Portlait of Lucian Freud and Frank Au…

ベルトルッチ × ベーコン

偉そうなことを書いたので『ラスト・タンゴ・イン・パリ』のDVDを見直そうと思ったら、冒頭部分で驚いちゃいました。連休最後の日、国立近代美術館でフランシス・ベーコン展を観てきたばかりだったのですが、『ラスト・タンゴ・イン・パリ』のオープニングで…

Squib Cakes

テレビ放送用などのため短くエディットされてますが、すごい演奏です。

Multi Tool

写真を整理していたら、去年の夏に撮った変な写真が出てきました。ロンドン・オリッピック開催中の頃、近所のスーパーでロンドン・フェアみたいなのがやっていて、そこでかっこいい瓶のビールがあったので買ってきました。そしてそれをわざわざ谿へ持って行…

Last Tango in Paris

好きな映画は何ですか?とか、無人島に持って行きたいDVDは?と聞かれたら、僕は必ず『Last Tango in Paris』と答えます。 グラマラスなブルジョア娘=マリア・シュナイダーと体型が崩れはじめ往年の輝きを失いつつあるマーロン・ブランド(いや本当は全然カ…

菊地成孔 y Pepe Tormento Azucarar

どれだけ多くの引出しを持っていて、どれだけ懐の広い人なのでしょう…。素晴らしい演奏です。驚きました!

French disko

Cybele's Reverie

何か特定の記憶と結びついているわけではないのですが、この曲を聴くといつも涙が溢れそうになります。本当によい曲です。このビデオもまたドイツ表現主義を思わせるコントラストの強い色の濃い画像であります。一方でジャン・コクトーを思わせる場面も登場…

Justice to the People

優れた作家はいつでもそうであるように、歴史をよく学び、その歴史にちょっと手を加え、もしかしたらあり得たかもしれない虚構の物語をあたかも本当の出来事であったかのように、まことしやかに語ってみせます。 時代劇という個人的にあまり馴染みのないジャ…

Palermo Shooting

4月というのに陰鬱で寒い土曜日の午前、釣りに行く気にもならず、録画してあったヴィム・ヴェンダース監督の『パレルモ・シューティング』を観ました。『ベルリン 天使の詩』以降のヴェンダース作品は『ベルリン〜』というあまりに完璧な作品を作ってしまっ…

400円で買える幸せ――気まぐれ美術館

最近、家から半径2キロほどの世界でしか生活していないので(ジョギングと通勤をのぞく)、またしても近所ネタです。 近所におそろしく趣味のいい古本屋があります。行くといろいろ欲しくなってしまい、頻繁に通っていたら破滅しかねません。なのでなるべく…

100円で買える幸せ

近所の高級スーパーでは日曜日になると100円でちょっとした花が売っています。最近これを毎週買っています。昔は切り花を自分で買うなんて絶対しなかったです。でも、今や欠かせなくなりました。文字通り生活に華が生まれるのです。その愉しみを教えてくれた…

女が階段を上る時

上のアルバムが1958年の作品。この『女が階段を上る時』は1960年の作品.全然違うのですが、なんとも言えない同時代感を醸しています。

Bobby Montez

どこで聴いたのかも思い出せませんが、どこかの酒場で酩酊しながら聴いた音楽なのでしょう…。iPhoneのメモにその名前とアルバム名が残っていたので注文してみました。酔ってはいたけどその音楽を良いと思ったことに間違いはなかったようです。 Jungle Fantas…

Jump In Line (Shake, Shake Señora)

けっして好きではないのですが、ティム・バートンの映画はなんだかんだほとんど観てます。音楽の趣味がとても良いといつも思ってます。あんなにカッコいいジョニー・デップが奇妙な格好で彼の映画によく出るのか理解できるようなできないような… 『Beetle Ju…

300円で買える幸せ 2

街に必ずひとつはあるような自家製ソーセージ屋さん。我が街にもあります。基本的に私には過ぎた贅沢品なのですが、切り落としのバラエティパックというのがあって、これが安い上にいろんなハムやソーセージをちょっとずつ食べられるので最高なんです。だい…

残りものパスタ

微妙に残ってしまった食材をどう消化するかは、世の人すべてが日々頭を悩ませている問題ではないでしょうか? 少なくとも私はいつも頭を悩ませています。農業を営んでいた祖父母は、自分たちで苦労しながら野菜を作っていたからでしょうが、本当に食べ物を大…

DCPRG, Mirror Balls

前のエントリとは別の録音もありました。映像のライブ感は劣りますが、音が全然いいので、どうぞこちらもお楽しみください。それにしてもすごい演奏です。ここではSly & the Family Stone や Chicago や、もしかしたら Tower of Power や…その他僕の知らない…

モヒートを作ってみた

マーク・リボーと偽キューバ楽団を紹介する際、キューバのスピリッツ=ラムを、アメリカのジュース=コカコーラで割ったキューバリブレを持ち出したのはまったく稚拙なメタファーだったわけですが、ラムベースのカクテルと言えばモヒートです。 ヘミングウェ…

300円で買える幸せ

近所に夜8時過ぎから不定期に営業をはじめるアナーキーな骨董屋さんがあります。定時退社した日なんかは前を通りかかっても、まず営業してません。じゃあ10時まで残業した日は必ず開いているかというとそーでもなく、その営業時間はカゲロウのように儚く短く…

Ray Barbee & The Mattson 2

Spank Happy

それではさっそく菊池成孔ネタ第二弾です。Spank Happy(SPANK HAPPY - Wikipedia)。そう、あのSlapp Happy(Slapp Happy - Wikipedia)をもじったグループ名だそうです。私は大学時代につき合っていた彼女からSlapp Happyを教えてもらったこともあり、あま…